コンカフェでぼったくりにあわないための対策法は?お店の特徴や選び方を解説

コンカフェでぼったくりにあわないための対策法は?お店の特徴や選び方を解説
「コンカフェに行ってみたいけど高額にならないか心配……」
「検挙されたコンカフェもあるって本当?」

そうお悩みではないですか?
説明していた金額とは異なるぼったくりのコンカフェは実際に存在します。必ずしもそういったコンカフェだけではないのも事実ですが、心配になりますよね。
この記事では、コンカフェにおけるぼったくりのお店を詳しく解説します。
ぼったくりのコンカフェに当たらない対策やお店選びの方法も紹介していきます。コンカフェに行ってみたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

ぼったくりコンカフェの特徴3選

そもそも、コンカフェのぼったくりとは、どのような実態なのでしょうか。ぼったくりと言われる原因は以下の3点です。

  1. サービス料が高い
  2. キャストドリンクを大量に注文させる
  3. 自動延長制を告知しない

順に説明していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

サービス料が高い

コンカフェでは、消費税の他にサービス料が存在する店舗もあります。良心的なお店だと10%、高いお店だと25%程度と店によって大きく異なります。初心者さんだとこの制度を知らずに予算を見誤って高くなってしまうのはよくある話です。システム次第で値段が大きく変わるので、1番最初に確認しておきましょう。

キャストドリンクを大量に注文させる

コンカフェで料金が嵩んでしまう理由の1つにキャストドリンクがあります。キャストドリンクとは、客側が女の子に飲み物を提供して一緒に会話を交わせるサービスです。
キャストドリンク自体は入れるか入れないかは客側に委ねられますが、そのお金の何割かは女の子のお給料として入ります。好きな子や気になる子がいればキャストドリンクはいれておきましょう。しかし、善意を逆手にとって、キャストドリンクを大量に注文させる悪質なコンカフェもあり、それがぼったくりにつながるのです。

キャストドリンクを注文したと思ったら、女の子が数分もしないうちに飲み切るように指示されている場合もあります。「おかわり持ってくるね!」と言って気が付いたら2杯目が注文されるといった事象はぼったくりコンカフェでよくある手口です。

40分2000円だったのが、キャストドリンクで1人2万円に…を避けたいでしょう。高額の利用を避けるためには、キャストドリンクはもう出さないなど意思表示をしましょう。

自動延長制を告知しない

コンカフェでは〇分〇円飲み放題のように、1回の時間が決められています。中には、自動で延長されるコンカフェもあり、それを説明されなかった場合、高確率でぼったくりのお店です。優良店では時間が近付くと女の子が延長の有無を聞いてくれるので、聞かれない場合も要注意。自分でも、時折時間を確認するように心がけましょう。

そもそも、コンカフェとは?それぞれの特徴

コンカフェとは、コンセプトカフェの略で、メイドやナース、制服などのコンセプトに準じた女の子が接客してくれるお店です。メイドカフェもコンカフェの一種ですが、営業時間やお酒の提供など明確な違いがあります。
そんなコンカフェ、大きく分けて4つに分類ができます。

  1. 萌えタイプ
  2. クラシカルタイプ
  3. キャバクラ・バータイプ

ここでは、コンカフェの分類とそれぞれの特徴を解説していきます。どのタイプがぼったくられやすいのかも合わせて紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

萌えタイプ

一般的な「メイドカフェ」で想像しやすい店舗が萌えタイプです。

コンカフェの中でもテーマパーク感が強く、もえもえきゅーんなどのおまじないがあります。他のタイプより非日常を体験できるので初心者さんにおすすめできます。昼営業を行っているのも特徴で、営業時間が長いため、自分の都合に合わせて行けるのも嬉しいポイントです。
予算も3000円前後で楽しめるところが多いため、総合的に満足度が高いコンカフェが多いでしょう。

クラシカルタイプ

元祖メイドカフェと呼ばれるのがクラシカルタイプです。

さまざまなコンセプトというよりかは、丈の長い上品なメイド服を制服として採用しているコンカフェが多いのが特徴です。こちらも昼営業がメインですが、飲食店の特色が強く、メイドさんのお給仕とお話をのんびりと楽しめます。萌えタイプと違い、もえもえきゅーんなどのおまじないはありません。恥ずかしい思いはしたくないけどメイドカフェは気になっている人におすすめです。
クラシカルタイプのお店はチャージ料(入場料)が0円のところが多く、リーズナブルに楽しめます。ご飯も美味しいところが多いので、ぜひ調べてみてくださいね。

キャバクラ・バータイプ

一般的なコンカフェとは、このタイプを指す場合が多いです。
カウンターを挟んで女の子とお酒を飲みながらお話できるのが最大の特徴。キャストドリンクを注文すれば好きな女の子がついていてくれます。女の子と密に関わりたい人や、お酒を飲みたい人におすすめのタイプです。
路上で客引きをしている女の子がいるコンカフェは大抵このタイプです。ぼったくりと言われるコンカフェもバータイプのところが多いので、よく調べてから利用しましょう。

ぼったくりのコンカフェに当たらないための対策5選

ぼったくりのコンカフェに当たらないようにするには、いくつか対策があります。引っかからないようにするには、事前の準備が非常に重要です。
ぼったくりのコンカフェに当たらないための対策は以下の5点です。

  1. 客引きにはついていかない
  2. 事前に口コミを見て確認する
  3. 予算をしっかりと決める
  4. カフェタイプのコンカフェにいく
  5. お店のシステムを確認する

どれも非常に大事な対策になっているので、ぜひ参考にしてくださいね。

客引きにはついていかない

秋葉原や池袋、歌舞伎町には客引きをしているコンカフェ嬢は多くいます。初めてコンカフェに行くなら、町中にいる女の子に声をかけるのは避けたほうが無難です。全員がぼったくり店の女の子ではありませんが、紛れている可能性があります。ぼったくりのお店はほぼ確実に客引きを行っており、着いて行かなければ確率は下がります。

とくに、積極的に声をかけている女の子がいたら要注意。真面目な子かぼったくりのお店の子かは半々です。ついていかずに事前に行くお店を調べておくのをおすすめします。

このサイトでは、メイドカフェやコンカフェのレビューも行っています。実際に行って安全性や楽しみ方を解説しているので、ぜひお店選びの参考にしてみてくださいね。

事前に口コミを見て確認する

SNSなどで気になったお店がある場合は、口コミを事前に調べておくのも有効です。口コミはGoogleマップやポケパラなどで確認できます。実際に行った人の声なので非常に参考になるでしょう。常連っぽい人の口コミが多ければ安心できます。

反対を言えば、悪い口コミが多数寄せられているのであれば避けましょう。口コミが1件も掲載されていない場合もお店の名前や場所を点々としている可能性があるため注意が必要です。

予算をしっかりと決める

お店に行く前に事前に予算を決めておくのも対策の1つです。コンカフェは1回分の利用で3,000~5,000円が相場です。この金額はチャージ料+キャストドリンクの金額で、チェキなどを注文した場合は変動する可能性があります。
この相場を見ながら、どのくらいまでの金額なら出せそうか、ある程度イメージしておきましょう。予算を決めて、これ以上高くなるなら退店と基準を決めるのがおすすめです。
ワンタイム(1回分)であれば、キャストドリンクは1,2杯で持ちます。しかし、コンカフェ嬢が数分でキャストドリンクを飲み干し始めたら注意が必要です。ぼったくり店の可能性が高いので、すぐに退店してくださいね。

カフェタイプのコンカフェに行く

昼営業をしているカフェタイプのコンカフェに行くのも対策の1つです。バータイプのお店よりも、カフェタイプのお店は良心的な価格で運営されており、安心して利用できます。絶対にぼったくりのお店には当たりたくない人は、カフェタイプのコンカフェを利用しましょう。
ぼったくり店が多いとされるバータイプのコンカフェも、すべてがぼったくりのお店ではありません。システムがしっかりしており、料金帯も良心的なお店は多くあります。行きたいお店があったら諦めずによく調べてみてくださいね。

お店のシステムを確認する

コンカフェを利用するうえで、お店のシステムを確認するのは非常に重要です。お店のシステムを確認するうえで見ておきたいポイントは以下の5点です。

  • いくらで何分滞在できるのか
  • キャストドリンクはいくらか
  • アミューズメントメニューの有無
  • サービス料の比率はどのくらいか
  • 決済方法の手数料の有無

ぼったくりのお店はそもそも基本的な情報が記載されていない場合があります。来店し、女の子が説明した時に初めて知る場合もぼったくり店では珍しくありません。そもそも、説明されずにそのままお酒が出されるケースもあるので注意が必要です。説明されたら高くて払えない、がないようにしっかりと調べていきましょう。
客引きに着いて行った際にもシステムの確認は必ず取って利用するのをおすすめします。

ぼったくりにあわないためにはお店選びが必要!コンカフェの選び方

コンカフェを利用する際にはお店選びが非常に重要です。コンカフェは店によって料金帯や女の子の系統が異なり、優良店かぼったくり店かで対応が大きく変わります。では、ぼったくりにあわないためのお店はどのように選んだらいいのでしょうか。

  1. 看板のあるお店に行く
  2. SNSでシャンパン画像を頻繁に上げている店舗は要注意
  3. 経営年数が長い店舗に行く

ここでは、コンカフェの選び方を3つ紹介します。

看板のあるお店に行く

コンカフェに行くならお店の外観をチェックして、看板があるかどうか確認しましょう。看板なんてどこでもあるものじゃないの?と思われるかもしれません。ぼったくりのお店は看板がない場合が多いです。看板がない理由は以下の3点です。

  • 頻繁にお店の名前を変えている
  • 表向きは別のお店だから

ぼったくりのお店は警察の取締りを避けるために、頻繁にお店の名前を変えている場合があります。その度にお店の看板を変えるよりも、そもそも設置しない方がコストがかかりません。表向きはマッサージ店など、他のお店として申請をだしている場合もあります。
ぼったくりのコンカフェは、警察の取り締まりを避けるために看板が設置されていない可能性が高いです。看板のないお店はすべてではありませんが大抵の場合はぼったくりのお店なので、近付かないようにしましょう。

SNSでシャンパンを頻繁に上げている店舗は要注意

コンカフェ嬢のSNSでは、お給仕のお礼ツイートやお給仕についての発信が行われています。その中で、シャンパンのお礼ツイートを頻繁に上げている場合は注意が必要です。

コンカフェのシャンパンは安いもので2万円、高い物で30万円するものまでさまざまです。お店によって異なりますが、多くの場合は高額になります。そのシャンパンを毎日のように入れてもらっているコンカフェ嬢は客にシャンパンを過剰に煽っている可能性があります。

誕生日や周年などの記念日付近であればまだしも、通常営業でよくシャンパンを入れてもらっている場合は注意が必要です。料金が高額になる可能性が高いのでよく検討しましょう。

運営年数が長い店舗に行く

コンカフェのお店選びの際に運営年数を確認するのも1つの方法です。運営年数が長い店舗だと、それだけ常連が多く、安定した運営ができている証拠にもなります。運営年数は、HPやお店のSNSに書いてある場合があるので一度確認してみましょう。

ぼったくりのお店は長く続きません。ぼったくりにあった人の口コミが拡散されたり、そもそもお店の名前を頻繁に変えたりするためです。ぼったくりにあわないためには運営年数を1つの基準にしてみましょう。

【まとめ】コンカフェはすべてぼったくり店ではない!

一口にコンセプトカフェといっても、すべてがぼったくりではありません。事前にリサーチし、対策すればぼったくり店の被害にあう確率は少なくなるでしょう。
ぼったくりが起こるお店はバータイプが多いです。反対を言えば、飲食店に近いコンカフェは比較的リーズナブルに楽しめるので、初めての場合はカフェタイプがおすすめです。
ぼったくりへの対策は事前に口コミを確認したり、予算を決めたうえで行ったりとさまざまな方法があります。
コンカフェの中には良心的な優良店も多いので、ぜひ、当サイトのレビュー記事も参考にしてみてくださいね。

コラム監修
はかせ
メイドカフェコンサルタント

私は秋葉原の近くで育ち、間近でメイドカルチャーの発展を見て、触れてきました。
実際に15年以上「メイド」として働くほどこの文化が大好きです。
みなさまにメイドカフェやコンセプトカフェの魅力を正確にお伝えできるよう心がけております!

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<略歴>

秋葉原の大手メイドカフェにて2008~2021年までトップクラスである「プレミアムメイド」として従事。
同カフェのマニュアル作りや新規イベント企画、グッズ制作、新人教育にも携わる。

2018年からはメイドカフェ業務と並行して、浅井企画にて放送作家としてのキャリアもスタート。
「めざましテレビ」 「ヒルナンデス」「仮面女子のワンチャン叶うんじゃね?!」「首都圏SP」 等、多数を手がけた実績がある。

現在はメイド歴16年という豊富な経験から、「メイドの先生」としてSNSを通じて全国のメイド・コンカフェキャストを志望する女性を支える活動を行っている。

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